おっちゃんのメガトンパレード

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ただひたすら感謝した。娘が生まれた時の話

まいど!おっちゃんやで!

 

子どもも幼稚園入園まであと少し。生まれたのなんて最近のような気がするのになぁ。ってことで今回は娘が生まれた時の話な。

  

あれは9月の月がキレイな夜のことだったなぁ。

 

 

出産予定日を超えても、一向に生まれる気配がなくてちょっと心配になってきたおっちゃん夫婦。

 

そんなおっちゃん夫婦にも運命の日は来たんや。

 

ちょうどおっちゃんの仕事が休みの日のことだった。

 

前日の夜からお腹がチクチク痛むと嫁は言っていたけど「たぶんそれはお腹が大きくなっているから皮膚が痛いんじゃない?」と軽くあしらっていたおっちゃん。

だって陣痛ってそりゃもう痛くて痛くて我慢ならないくらいのものって言うやん?

 

でも実はこれが嫁の陣痛だったらしいんやで。

 

タクシーで病院へ

そのチクチク痛いってのの感覚も計っていたけど30分とか5分とかほんとバラバラだったのな。

 

まあ休みの日だし一回病院に行って診てもらおうかってことになったんやけど、交通手段どうするって話になってバスだと「もしも」ってことがあると嫌なんでタクシー呼んだんや。

 

病院はタクシーでも40分近くかかるところでな、その間も2回ほどチクチクする痛みがあったみたいやけど普通にタクシーの運転手さんと「美味い寿司屋の話」なんかして談笑している嫁。

 

一応病院からの指示で「入院用お泊りセット」を持っていったけど、これも今日持ち帰るんだろうなぁなんて考えていたわ。

 

病院につくとすぐに診察してもらえて、おっちゃんは待合室のようなところに通されたんや。

 

待つこと数分・・・。

 

嫁が診察室から出てきて一言。

 

 

「今日生まれるかもだって!」

 

 

はい?

 

 

こうもあっさり?

 

個室に案内されて美味しい夕食

おっちゃんは詳しいことわからないけど子宮口(?)ってところが生まれる基準まで開いているとかって言っていたかな。

 

おっちゃんたちはベッドと謎の機械のある部屋に通されて30分くらい待った。

あまりに暇でビデオカメラで「今日生まれま~す」みたいな動画を撮ったりしていた。

 

夕方だったからか夕食らしきものも運ばれてきたで。

おっちゃんの分は勿論なかったけど、嫁から何口かもらって食べた。というかおっちゃんがほとんど食べた。野菜炒めみたいなのがものすごく美味かったから。

 

 そうしてご飯を食べ終えた時のことだった。

 

「いっ!・・いででででででえええ」

 

本物の陣痛?

嫁が急に苦悶の表情を浮かべ、お腹を押さえていたんや。

 

なになになに!?

 

「どうしたん?お腹痛いん?」聞いても返事すらできないのかひたすら苦しむ嫁。

 

おっちゃん少しパニックになって、不審者のごとく部屋をうろつく。

 

 

あれか!

 

さっき説明を受けた「ナースコール」のボタンを押してみる。

 

すぐさま看護婦さんが部屋に入ってきた。

 

看「どうされましたか?」

お「なんか妻がお腹が痛いって・・・」

嫁「あれ?痛くない・・・」

 

なんでや!

 

さっきまで死にそうなほど痛がってたやん!

 

陣痛に波があることは知っていたけど、ここまでケロッと回復するとは思っていなかったおっちゃんは不思議でたまらんかったわ。

 

「あら、ご飯も全部食べたのね。ウフフ」

看護婦さんは笑った。

 

「この食いしん坊さん。ウフフ」

おっちゃんも笑った。

 

陣痛再び

 看護婦さんは大きなベルト状のものを嫁に巻き付けると、嫁が平らげた(ほぼおっちゃんが食べた)食器を下げていった。

 

この「大きなベルト」っていうのが謎の機械につながっていて、ちょうど心電図みたいにジグザグの波を表示しているんや。

 

そして変な音もするんやで。

 

ボッコン、ボッコン、ボッコン、ボッコン・・・・

 

何とも言えないあの音なんなんです?脈?電気流してるん?知ってる人教えて。

 

そんな謎の機械に興味津々に近づいて見ていると

 

「いっ!・・・・いだだだあああああ・・・・・!」

 

リフレイン!?

 

「またか!?また痛いんか!?」

 

今度はうなずく力があるのか首を縦に振る嫁。

 

何度も悪いなって思いながらも、またナースコールを押してみる。

今度は手術着の人(先生)が入ってきた。

 

今回の嫁の陣痛はかなり長く、なかなか収まらない様子や。

 

看護婦さんが車いすを持ってきて「フジサキさん!これに乗れます!?」って聞いている。

 

しかし嫁は苦痛のためか返事もできずに数人の看護師に抱えられ車いすに乗せられる嫁。

 

おいおいおいおい・・・なんだよコレ・・・大丈夫なんか・・・?

 

このへんで急に不安になってきたおっちゃん。嫁の陣痛はおさまらない。

 

看「旦那さんも分娩室に立ち会って頂けますか?」

お「は、は↑い↓(声が裏返った)」

 

 

いざ分娩室へ

分娩室に入り分娩台(赤ちゃんを産むベッド)に乗せられた嫁はまだ陣痛と戦っている。

 

おっちゃんは手を握ったり、汗を拭いてやることしかできなくて、なんかもう「頑張れ」って言葉すらでてこないくらいパニックになっていたんやで。

 

結果から言うと分娩台に座ってから10分もたたずに子どもは生まれた。

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生まれた我が子のその体は本当に小さくて、真っ赤で、指なんかミミズみたいで本当に赤ちゃんって気がしたで。

 

エイリアンとかサルみたいで最初は可愛くないっていう人が結構いるみたいやけど、とんでもない!

 

おっちゃんには本当に天使に見えたんやで。

 

目を見開いて、口からたくさんの水分を吐き出して、自分の力で呼吸はじめて、それはよく聞く赤ちゃんの泣き声よりずっとか弱くてな。

 

「ぅんぎゃぁっ」

 

あなたの初めて出した声をおっちゃんは忘れないで。

だから初めて聞いた親の言葉も忘れないで欲しい。聞こえてたかな?

 

あなたが生まれた瞬間な、お父さんも、お母さんも

 

 

「ありがとう」

 

って叫んだんやで。

看護婦さんや先生に対してじゃないんやで。

嬉しくて泣いたのなんて何年ぶりだったやろな。

 

おっちゃんも、嫁も、赤ちゃんに負けんくらい分娩室でわんわん泣いてしまったわ。

 

出産を終えた嫁はぐったしていたな。

 

「がんばったな!しんどかっただろ?」

っておっちゃんが言ったら

 

「ううん、なんかう○こだしてるみたいな感じだった」

ってモーゼのように微笑んだ。

 

まとめ

 

 うちの場合は病院に到着してから1時間以内に生まれたし、酷い痛みは数回しかなくて、比較的楽な出産だったみたいやけど、おっちゃんにとっては、とっても内容の濃い1時間だったで。

 

中には何時間も陣痛と戦う人がいるし、おっちゃんが分娩室でたときに他の個室からオオカミでも吠えたかのような叫ぶ声が聞こえて、嫁と「あんなん聞いたら怖くなっちゃうし、産む前に聞かなくて良かったね」なんて話をしたわ。

 

おっちゃん的には、もし立ち会えるなら旦那も出産には立ち会うべきだと思う。

 絶対人生観変わるからな!

 

今回はここまでや!

 

またのう!