おっちゃんのメガトンパレード

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バイク盗難許すまじ!盗まれたときの絶望感といったらもう

まいど!おっちゃんやで!

 

ちょうど去年の今頃の話かな。

 

おっちゃんの職場はバイク通勤禁止だったんで毎日チャリで通っていたのな。

そんなある日、おっちゃんが仕事から帰ってアパートの駐輪場にチャリ停めた時にな、なんか「違和感」を感じたんや。

 

 

いつもみているこの風景・・・何かが違う気がする って。

 

バイクが消えた?

 

結局その「違和感」はなんなのか分からなくて家に入って一服していたのな。

そしたら台所から嫁が

「あれ?もう帰ってきたの?」

と不思議そうに顔を出したんや。

 

 

おっちゃん「もう?かえってきた・・・よ?」

 

何を言っているんやこの人は・・・

わしはいつもこの時間に帰って来ているではないか。

 

嫁「いやぁバイクが無かったからさぁ・・・さっき買い物から帰った時に

見たk・・・」

 

おっちゃん「ぷえっ!?」

 

おっちゃん思わずモロー反射(赤ちゃんが音とかにビクッてなるやつ)

 

嫁はまだ何か言っていたけど、おっちゃんは走った。駐輪場へ。

 

さっき感じた違和感の正体に薄々気がつきながら。

 

おっちゃんのバイクは駐輪場の一番奥に停めてあるんや!

しかも手前のほうにはVMAX(普通に高めのバイク)やらハヤブサ(かなり高めのバイク)が止まっている!

おっちゃんのボロいバイク(ビッグスクーター)なんて標的になるわけがないっ!

 

自分を励ましながらひたすら走った。

 

しかし・・・

 

 

おっちゃんの愛車はそこには無かった。

 

おっちゃんのバイクだけが消えていた。

 

「おぉっ・・・うぉおっ・・・!・・・うはぁ~」

 

呼吸困難にも似た、そんなキモいため息をつきながら部屋へと戻った。

 

 駐輪場の入口周辺のいわゆる「高級バイク」たちが「おつかれさんw」って言っているような気がしたで。

 

バイクのカギは家にあった

おっちゃんな、田舎育ちなもんで前回の記事

bchannel.hatenablog.com

でも書いた通り、車やバイクにカギをかけ忘れることが結構あったんや。

 

それでも近所の人や嫁から何度か注意されてな、おかげさまで「カギつけっぱなしで放置」っていうのは、ほぼなくなっていたんや。

 

今回もバイクにカギはついていなかった。ワイヤーロック(ワイヤーで柱などにくくり付ける)もしてあった。

 

しかも重量150~160Kgはあろうかというバイクをどうやって持って行ったというのか・・・。

 

その答えは数日後に知ることになるんやで。

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走馬灯のように駆け巡るバイクとの思い出

 

ボロイバイクだけど思い出がたくさん詰まっていて「いい相棒」だったんや。

買ってから25000キロ。

 

一緒に走って休みの日は1日中メンテをしたりな。

週1でWAXなんかもかけていたわ。バイクしか友達いなかったから

自分のバイクに名前を付たりもしてた。

「よう○○!今日のおまえの鼓動(エンジン音)最高やで!」

なんて独り言言ってたのが懐かしかった(まぁ普通に危ないおっさんやな)

・・・うん、なんていうか理解に苦しむかもしれんけど、まぁとにかく大事な大事な宝物だったんや。

その日はごはんも食べずにかぞくとのかいわもせずに嫁に「バイク無くなってた」って一言言って、布団に潜り込んで泣いたで。

バイクにつけた痛々しい名前を呟きながら。

 

嫁曰く「あんなにキモい旦那を見たのはアレが初めてだった」らしいで。

 

翌日も絶望感からボーっとしていて、仕事なんて手につかなかった。

 

仕事が終わったら「万が一帰ってくるかもしれない」って可能性にかけて警察にも行って被害届もだしたで。

おっちゃん「あのっ・・・返ってくる確率はあるんですよね?」

警官「うーん・・・正直バイク盗難は返ってることもありますが、可能性は低いでしょうね」

予想道理の返答におっちゃんは肩を落として警察を後にしたんや。

 

しかし翌日携帯に見知らぬ番号から伝言があった。

 

警察からだった。

 

 

 

今回はもう遅いんでここまでや!続きは次回!

またのう~!