高校生の彼女に飲まされた。二度目の煮え湯
こんにちわ。おっちゃんやで!
最近のことなんやけど、家の前で小学生がこっちみてニヤニヤしてたんや。
うちの前でなにしてるんかな?と思って「こんにちわー」って言ったら
「オッサンきもー!」って言って逃げていったわ。
なんやあれは。罰ゲームかなにかか?
意味は分からなかったけどいつの時代もオッサン・オジサンは嫌われるのな。確かにオッサンやけど(笑)
オッサン、オバサン、ジジイにババァ・・・あまりいい意味で使われていないよな。
そういえば昔、おっちゃんにもオジサンって言葉にに拒否反応がでる時期があったなぁっていう、今回はそんなお話。
以前に書いた記事
に続きがあるって書いていたんやけどな、その続きのお話やで。
読んでない人にサクッと説明すると「付き合っていた高校生が妊娠したけど、おっちゃんの子じゃなかった」っていう話な。
まあ突っ込みどころ満載だと思うけど気になったら是非とも読んでみてちょうだい。
彼女との別れ
で、話を戻すけどあの妊娠騒動から3か月くらい付き合っていたんやけど、やっぱり、みーちゃん(付き合っていた女子高生の名前)のこと、どうしても信じられなくなってしまったんや。
仕事してるときも「また浮気してないだろうか」とか考えて手につかんようになってな、夜眠るときだって「今何してるんだろ」って不安で不安で眠れなかった。
恋愛に若干のスパイス(不安とか嫉妬とか)あったほうがいいのかもしれんけど、おっちゃんの場合は「隠し味」ってレベルじゃなくてな。
そりゃもうココイチで言うところの10辛くらいのスパイスが入ってる感じだったんや。
そんなわけでもう不安やら嫉妬やらに押しつぶされそうになって限界がきてしまった。
「もう無理だわ、別れよう」
「うん」
限界まで我慢していたその言葉は、いとも簡単に受け入れられてしまった。
彼女のほうもこのギスギスしていた関係に疲れていたんやろな。
でも自分が浮気したっていう後ろめたさもあってか、別れを告げられるのを待っていたようにも感じたで。
遊びほうけていたおっちゃんに1通のメール
おっちゃんはみーちゃんと別れてから友達と遊びまくった。
毎日夜になると空が明るくなるまで遊んでいた。友達と遊ぶだけじゃなく彼女もできた。
いや、何かに飢えていたんやろな。今思うと「とりあえず付き合ってみるか」的なノリで彼女を作ってたわ。
ただどの彼女とも続かなかったんやで。早ければ10日くらいとか。もはや付き合っていたかも疑わしいレベル。
そして妊娠騒動から1年くらい経ったころかな。ある日突然みーちゃんからメールが来たんや。
「メール届くかな?元気にしてますか?もしよかったら今度ご飯でも食べに行かない?」
・・・!?
何都合のいいこと言ってんねん!
浮気しといて、子ども作っといて、更にそれを俺のせいみたいに周りに言いおって!
罪悪感は無いのか!このすっとこどっこい!
おっちゃんはこう返信した。
「元気してるよ~。久しぶりだね~!いつでもいいよー」
・・・おっちゃんは本当にアホな男なんや。
幸せな時間を取り戻す
結局2人はまた付き合うことになった。
みーちゃんはバイトして中絶にかかった費用を返したい。友達からやり直せないかな・・・みたいなことを言っていた。
普通ならここで断るのかもしれん。いや、そもそも話を聞きにもいかんよな。
おっちゃんこれを快く承諾。元カレ元カノとの友情なんていうものは芽生えるはずもなく1か月後には付き合っていたと思うで。
この頃からおっちゃんは一人暮らしを始めて、彼女が頻繁に遊びにくるような生活をしていたわけや。
彼女の両親だけじゃなく、おっちゃんの両親にも妊娠の話は伝わっていた(彼女の親が家に電話した)からな。
まぁそんなことは問題ではなかったんや。
学校が早めに終わったりしたときなんかは勝手におっちゃんのアパートに来て料理なんかを作って、おっちゃんを待っていてくれたりもしてな。
夜になれば家の近くの駅まで送ってあげたし、泊りで遊べることはなかったけど、それはそれで満足だった。
なんかもう新婚さん気分やったな。
そしてそんな幸せな生活がまた半年くらい続いていた。でも悪夢は再びそこまで来ていたんやで。
謎オジサン現る
ある日を境に、みーちゃんと夜連絡が取れない日が多くなってきたんや。
理由は「寝てた」とか「風呂に入っていた」とかまぁありきたりなそんな感じだった。
例の件もあるし、不審に思ったおっちゃんは、ある日いつものように駅まで送った後、帰るふりをして(車は隠して)物陰に隠れて彼女を観察していたんや。
今思うとほんまもんのストーカーやな。
時刻は20時を回っていたで。
車から降ろした彼女は何故か駅前のベンチに腰掛け帰ろうとしない。
嫌な予感がする。
観察すること30分。
彼女はカバンからケータイを取り出しどこかに電話をかけている。
一瞬おっちゃんにかけているのかと思いヒヤッとしたけど、相手は自分じゃないみたいや。
電話が終わると駅のロータリーに1台の車が入ってきた。運転しているのはどう見ても40代のオジサン。
ちなみにそのオジサンは彼女のお父さんではない。
彼女はそそくさと謎のオジサンの車に乗車。
謎オジサンは車を発進させる。
おっちゃんも急いで車に乗って尾行するものの、気づかれたらあかんと思ってなかなか近づけない。
結局5分ほど追跡したところで見失ってしまったんや。
・・・誰だあのオジサンは。まさか・・・
嫌な予感しかしない。その日はあきらめて帰宅。
見失った時刻と同じくらい彼女からは偽りの「ただいまメール」がきていた。
なんかもう胸が痛かった。
精神的にっていうより物理的に何かで内臓ごっそりえぐられたような感覚。
翌日も何事もなかったように接してくる彼女に疑問を持ちつつも、同じように接するおっちゃん。
そして送りに行って同じように観察していると同じ謎オジサンが車で彼女を連れていく。
なんなんだこのループは・・・。
彼女に聞いたほうが早いんだろうけど、嘘をついたりしないだろうか。
そこでおっちゃんはカマをかけて聞いてみることにしたんや。
「もう全部知っている、隠していることあるんだろ?」ってな。
そしたら全部話してくれたで。
不安は的中した
結局は想像していたようなことだったんやで。
あまり詳しくは書かないけど謎オジサンは浮気相手ではなかった。いわゆるドライバーな。
もうわかったやろ。そう、デリバリーなんとかやで。
そんなことをしていた理由も聞いたで。
おっちゃん将来の結婚資金になればと思って毎月お金を貯めていたのな。
その通帳もカードも彼女が管理していたんやけど、これを使い込んでしまったらしいんや。
その額は30万ほど。友達に貸したり遊びに使ってしまったらしいけど本当かどうかはわからん。
それがやばいと思って友達に相談してデリバリーなんちゃらを勧められたのだとか。
どんな事をしていたのかなんて、もう聞けんかった。
ただただ怒りが込み上げてきたのだけは覚えているわ。
返り討ちにあう
もうおっちゃんは正常な思考回路なんて保っていられんかった。
「いっ・・い、い、今すぐ金返せっ!もうに・・っ二度と顔みせみせ・・・みせるなっ!」
まだ彼女は何か言っていたような気がするけど、ろれつが回らないくらいキレてしまったおっちゃんは手も上げてしまう。
彼女に思いっきりビンタした。いや、したと思う。したらしい。
彼女は「うん、わかった」とぼそっと言ってアパートから出ていった。
おっちゃんはわんわん泣くことしかできなかった。出ていった彼女を追いかけることも、自分の鼻水ぬぐうことさえもできなかったで。
ここからは少しぼかして書くで。理由は察してちょうだい。
なんとなくわかるやろ?
まず、結局お金は返ってこなかった。
その日の夜中にみーちゃんと謎オジサン、そして店長と名乗る男が泣き散らかして放心状態のおっちゃんのアパートにきて、とある場所に連れていかれたんだわ。
そこで殴った慰謝料として30万で手を打つみたいな話の流れになったんや。ビンタ一発30万円らしいわ。
訳の分からない誓約書も書かされたで。
「私○○は二度と●●に近づきません」的なやつな。
指印なんかも押させられたわ。
そして、これで本当に本当にみーちゃんとの関係は終わったんやで。
その後
正直もう消えてしまいたいと思ったで。
消えてしまいたいっていうより、それこそ消えなきゃいけない!なんて使命感すらあったな。
それでも、そんなこと怖くてできなかった臆病者のおっちゃんなんやで。
消えてしまう人は相当な信念がなきゃできんことだって思ったわ。
でもな!そこで終わっていなくて良かったと思っているんやで!そこを乗り越えられたから今の嫁に出会えたし、子ども達にも会えわけやしな。
そんとき受けた絶望なんて、今の幸せに比べたらなんてことないわ。がははは!
あ、あとな!ダメな人にハマっちゃう人も多いと思う。(おっちゃんも完璧な人よりダメダメな人にハマりやすい)
その人の成長だったり、たまに見せる良いとこにキュンとしちゃうんだよな。
でもでも、ハマり過ぎにも注意やで~。特に男癖(女癖)悪い奴はほんとに治らんから!
まぁ、おっちゃんみたいにならんようにほどほどにってことな!
っと今回はここまで!長ったらしい文章に付き合ってくれてありがとうな。
ではでは。またのう!